この夏の注目オンラインゲームTERA RMTを,7月1日から始まるクローズドβテストに先駆けて,一般プレイヤーに体験してもらうというもの。今回は参加者がどのようにプレイしているのか注目してみた。TERA RMTは昨今のMMORPGと同様,クエストに沿ってプレイすればゲームシステムが段階的に触れられる。予習をしっかりしている人や,この手のMMORPGに慣れている人はサクサクと進め,フリーターゲティングなどの実力を長時間かけて入念にチェックしていたようだ。
一方,女性の参加者に目を向けると,キャラクターメイクにじっくりと時間を掛けて作り込んでいる人が多く見受けられた。TERA RMTゲームプレイを開始してからも,景色がよく見える場所でスクリーンショットを撮っていた人も多く,本作独特の世界観も強く印象に残ったことだろう。
ソロプレイのあとは,来場客同士が5名のパーティを編成してのパーティプレイが行われた。各パーティが最初に挑戦したのは,チュートリアルエリア“黎明の島”の最後で待ち受けるボスの“カラスチャ”だ。参加者のクラス構成に関してだが,基本的に自由なものの,事前にヒーラー1名だけは用意したほうがいい,との説明がされた。先日のムービー紹介記事でも触れたとおり,TERA RMTのパーティプレイではとくに鍵を握るポジションといえそうだ。
もっとも,カラスチャはボスとはいえ,チュートリアルエリアだということもあり,すべてのチームがサクっと討伐。しかし,続いて挑んだ強敵“バシリスク”には,敗退するチームが続出であった。平均レベル20のチームだったのだが,TERA RMTのあたりではヒーラーのみならず,タンク,近距離/遠距離アタッカーなど,より深い戦術が求められそうである。来場客は最初の頃は真剣にプレイしていた感じだったが,次第にメンバー同士で戦術をやりとりするなど,会場内が大きく盛り上がっていた。
バシリスクを見事に倒した数少ないチームは,最後に“巨人ラノク”というボスに挑戦。会場内は阿鼻叫喚の光景となっていた。
そんなこんなでTERA RMTのオフラインイベント“TERA DAY 3rd”は滞りなく終了。参加者はプレイ中に撮影したスクリーンショットを持ち帰ることができたので,後日各自のBlogなどで公開されることもあるかもしれない。興味がある人は,Twitterのハッシュタグ#TERA_JPで更新報告をチェックするとよいだろう。フリートークなども含めると3時間という長丁場で,運よく参加できた人はTERA RMTの今後に向けてさらに期待が膨らんだことだろう。
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