Bluehole Studioが開発する「TERA RMT」は,これまで約4年の歳月と,総制作費29億円を注ぎ込んだ,名実共に超ビッグタイトルである。お隣韓国では,TERA RMTオープンβテストの段階で同時接続者数が20万人を記録している。
2010年〜2011年は,MMORPGのビッグタイトルが目白押しといった感もあるが,少なくとも現在公開されている「日本語環境で遊べる新作オンラインゲーム」の中では,大作と呼ぶにもっともふさわしいタイトルだろう。
とはいえ,華々しく日本デビューを飾ったものの,ここ最近の展開がちょっと停滞気味だったのも否めない。そこで,TERA RMTを心待ちに待っている人はもちろん,最近初めて存在を知った人のためにも,“再始動”を記念し,いま公開されている基本情報をまとめてみよう。
グラフィックスを含めたアルボレアの壮大な世界は,実は見かけより低スペック,TERA RMT戦闘システムを解明して、戦闘のコントロール性は更に強い.
大作大作と連呼しているが,では一体TERA RMTは,具体的にどこが凄いのか。今の段階でまず知っておいてもらいたいのは,「グラフィックスをはじめとした世界観全体」,そして「フリーターゲティング」の2点である。
TERA RMTの世界は“アルボレア”という名前で,紆余曲折の末に神々に見棄てられてしまったという,壮絶な経緯がある。一般的なファンタジー世界における“美しさ”に加え,“危うさ,儚さ”といったものが入り混じっており,その異質さはスクリーンショットを見れば一目瞭然。グラフィックスそのもののクオリティも見てのとおり高く,普通にキャラクターを動かしているだけでも,とても幻想的な体験ができるだろう。
そして,ここは誤解している人が多いのだが,実は見た目から受ける印象の割には,必要とするスペックが高くない。TERA RMT今回の取材で用いたマシンは,CPUがCore i7 860/2.80GHz,GPUがGeForce GTX 295という,「現時点で最高レベルのPCである」とまではいえないものの,かなりのスペックだったので快適だったが,実際にはもうちょっと低いスペックのマシンでも十二分に満足に動くとのことだ。詳しい必要/推奨スペックは後日発表されるはずだが,とりあえず今は,「TERA RMTはブルジョア専用のMMO“ではない”」(らしい),という点を覚えておいてほしい。
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